【重要文化財】本隆寺本堂ほか2棟保存修理工事(祖師堂剥落止め工事)
建造物装飾
法華宗真門流総本山本隆寺は、京都市上京区西陣の町中に伽藍を形成しています。
その祖師堂は江戸時代中期の再建で、日蓮諸宗京都十六本山の中でも最古級の遺構として評価されています。
平成26年(2014)には、本堂と共に国指定重要文化財に指定されました。
令和6年から始まった祖師堂の半解体修理において、川面美術研究所は内陣天井画の剥落止めを担当いたしました。
祖師堂の経た永い歳月を反映して、天井画は複雑な塗膜構造を見せていました。
古色を維持しながら大きく変形した彩色塗膜を復旧させることは難度の高い作業でしたが、京都府文化財保護課の指導の下、完工することができました。
祖師堂の保存修理は継続されていますので、令和7年現在、完成した姿を見ることはかないませんが、弊社施工の一例を御紹介いたします。
- J12修理前順光撮影
- J12修理前斜光撮影
- J12修理後順光撮影
- J12修理後斜光撮影
- J12剥落止め工程
- L11修理前順光撮影
- L11修理前斜光撮影
- L11修理後順光撮影
- L11修理後斜光撮影
- L11剥落止め工程
- A12修理前順光撮影
- A12修理前斜光撮影
- A12修理後順光撮影
- A12修理前斜光撮影
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